オフィス立ち上げから実証実験へ:現場と家庭を両立して挑む、唯一無二のキャリアパス

3月8日は、世界中の女性の功績を称え、ジェンダー平等を推進する「国際女性デー」です。自動運転の民主化を掲げるティアフォーでも、多様な専門性を持つ女性メンバーが活躍し、誰もが自分らしく働けるインクルーシブな環境づくりに貢献しています。

今月は国際女性デーを記念し、多様なバックグラウンドや価値観を持ちながらキャリアを築くティアフォーの女性社員をご紹介します。第3弾となる今回は創業当初からのメンバーで、会社の立ち上げから広報を経て、現在は自動運転車両の実証実験に従事するみほさんを紹介します。

私がティアフォーに入社したのは2017年、会社がまだ初期段階にあった時期です。当時は自動運転もソフトウェアも全く知識がありませんでしたが、その技術に強く惹かれたことを覚えています。何より、生まれたばかりの会社をゼロから成長させていく一員になれることに大きな魅力を感じ、「まずは何でもやってみよう」という一心でした。

最初の任務は、新オフィスの立ち上げでした。什器の搬入から電話回線の契約、備品の発注まで、あらゆる作業を一手に引き受けました。その後、経理、調達、営業と幅広い業務を経験し、入社後3年からは、広報業務も担当するようになりました。

広報として自動運転のテスト現場に立ち会う機会が増えるにつれ、間近で動く車両を目にして「この技術をもっと深く理解したい」と想うようになってきました。そして、その想いが現在所属するフィールドアダプテーション部(車両テストの統括部門)への異動へと繋がりました。

初めてテストに参加したのは2020年のこと。東京・西新宿の公道で、運転席に誰も座っていない自動運転車の実証実験が行われました。私は離れた場所から車両を監視し、緊急時に備える役割を担いました。事前の走行審査の際は、警視庁の方々が見守る中でシステム稼働を確認するため、遠隔操作で車両を走らせました。あの時の緊張感は今でも忘れられませんが、エンジニアリングの現場を肌で感じる、かけがえのない経験となりました。

テスト現場での私たちの役割は、主に「セーフティドライバー」と「セーフティオペレーター」に分かれています。セーフティドライバーは運転席に座り、常に周囲の危険を監視します。万が一の事態には即座に手動運転に切り替え、実験の継続可否を含めた安全確認を行います。一方、セーフティオペレーターは主に助手席に座り、車両が周囲を正しく認識できているかをモニターしながら、全体の安全を見守ります。

現在はラストマイルエンジニアリング本部のフィールドアダプテーション部に所属し、グループのリーダーを務めています。実証実験や重要な試乗会の際には、自らセーフティドライバーやセーフティオペレーターとして現場に立ちます。

実証実験の実施前には、まず実験計画書を作成します。その計画を精査し、リスクをどう抑え、実験のゴールをどう達成するかについて、参加者全員で議論を重ねます。同時に、車両の点検を行い、それぞれの実験内容に合わせて、自動運転用オープンソースソフトウェアである「Autoware」のセットアップを進めます。ここが最も集中力と体力が求められる部分です。実証実験の現場までは自分たちで車両を運転して向かうため、一日のほとんどを車内で過ごすことも珍しくありません。

 実証実験にセーフティドライバーやセーフティオペレーターとして参加するには、社内資格の認定が必要です。私はティアフォーの社内認定制度の立ち上げに携わり、講座の運営やトレーナーを務めてきました。最近では、新しいインストラクターの育成にも力を入れています。


「教育実習の経験は、社内認定制度を構築する際に大いに役立ちました」


もともと「人がどう学ぶか」というプロセスに強い関心があり、ティアフォーに入社する前から教員免許の取得を目指して大学に通っていました。入社後も、仕事の傍ら勉強を続け、必要に応じて有給休暇を利用して教育実習に参加するなどして、無事に免許を取得することができました。

「教える」という仕事には、想像力が欠かせません。相手の目線に立ち、わからない人の気持ちを想像しながら、最適な教え方を考える必要があるからです。教職課程で悩み、考え抜いたこの経験は、社内認定制度を構築する際に大いに役立ちました。

 プライベートでは母親として、休日は家族との時間を何よりも大事にしています。実証実験などで全国へ出張することも多いのですが、不在の間は家族のサポートに支えられています。

以前から「キャリアと家庭を両立したい」という想いが強くありましたが、ティアフォーにはそれを叶えられる環境があります。子どもの急な体調不良などの際も、フレックスタイム制度を活用して柔軟に業務調整ができ、周囲の理解も深いため、非常に働きやすい環境だと感じています。また、職場には私と同じように子育て中の同僚が多く、互いにフォローし合える文化が根付いています。

プライベートでは母として、職場では一人のプロフェッショナルとして、それぞれに社会的な居場所がある。そのことが公私ともに充実感をもたらし、結果として仕事での最高のパフォーマンスを生み出しているのだと思います。これからもこのバランスを大切に、自分らしい歩みを続けていきたいです。


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ティアフォーでは、「自動運転の民主化」というビジョンに共感を持ち、自らそれを実現する意欲に満ち溢れた新しい仲間を募集しています。

多くの職種で採用をしています。詳細は、ティアフォーの「求人ページ」をご覧ください。カジュアル面談をご希望の方は、応募する際に「カジュアル面談希望」と記載してください。

「どの職種で自分の経験を活かせるかが分からない」「希望する職種が見つからない」などの場合は、ぜひ「キャリア登録」をお願いします。


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