SFの世界から自動運転の未来へ:夢を現実に変えるエンジニアの挑戦
3月8日は、世界中の女性の功績を称え、ジェンダー平等を推進する「国際女性デー」です。自動運転の民主化を掲げるティアフォーでも、多様な専門性を持つ女性メンバーが活躍し、誰もが自分らしく働けるインクルーシブな環境づくりに貢献しています。
今月は国際女性デーを記念し、多様なバックグラウンドや価値観を持ちながらキャリアを築くティアフォーの女性社員をご紹介します。第2弾となる今回は、SFの世界に憧れて育ち、現在は自動運転のバックエンドエンジニアとして”夢を現実に変える”挑戦を続けるケイさんのストーリーをお届けします。
子どもの頃からSF映画が大好きでした。スクリーンの中には自動で走る車や、人々が自由に移動する未来の世界が当たり前のように描かれていました。当時はそれをただの空想で、遠い未来の話だと思っていましたが、まさか自分がその「未来」を創る側に立つとは、想像もしていませんでした。
大学ではコンピュータサイエンスを専攻し、大学院ではデータマイニングの研究に取り組みました。卒業後は、「若いうちに広い世界を自分の目で見てみたい」という思いから、グローバル新卒として来日。大学時代に趣味で始めた日本語への興味、そして日本のアニメに夢中だったことが後押しとなり、日本で新しい一歩を踏み出す決心をしました。
来日してからは一貫してバックエンドエンジニアとしてキャリアを積んできました。最初の約8年間はモバイルゲームの開発に携わり、チーフエンジニアとしてプロジェクトを牽引する経験を積みました。その後、モバイルニュースアプリのバックエンド開発を経て、2023年8月にティアフォーに入社しました。
現在はデリバリーエンジニアリング部の部長として、自動運転のクラウド環境におけるテスト評価基盤の提供や、評価成果物をOTA(無線経由のソフトウェア更新技術)で実車両にデプロイする仕組みづくりに取り組んでいます。
ティアフォーへの入社を決めたのは、自動運転という技術が「映画の中の未来」ではなく、まさに現実として目の前で実現されつつあることに強く心を動かされたからです。入社して間もなく訪れた、実験車両への試乗機会。車両が自動運転で走り出した瞬間、思わず涙が出るほど感動したことを鮮明に覚えています。子どもの頃、映画の中で見ていた光景が現実のものになっている。その実感は、エンジニアとしてこの道を選んでよかったと、心から思わせてくれるものでした。
「子どもの頃に夢中になって観ていたSF映画の世界は、もう空想の物語ではない」
エンジニアという仕事を続けている理由はシンプルです。自分が作ったものが誰かの役に立ち、喜んでもらえること。その瞬間が何より好きだからです。ゲーム開発でも、ニュースアプリでも、そして現在の自動運転でも、その想いは変わりません。
正直に言えば、ティアフォーに入社する前は不安もありました。それまでのキャリアはWeb開発一筋で、自動運転業界の経験はゼロ。「自分のスキルが本当に通用するのだろうか」と悩んだこともあります。しかし実際に飛び込んでみると、自動運転特有のドメイン知識のキャッチアップは必要ではあるものの、Web開発で培った経験やスキルは想像以上に活かせることがわかりました。クラウド上のサービスの設計・開発、複雑なWeb技術課題の解決、およびサービスのパフォーマンスチューニングやコスト最適化など、Web開発で磨いてきたスキルがそのまま活きる場面が数多くありました。
もし「Web系の経験しかないけれど、自動運転技術の開発に挑戦してみたい」と思っている方がいたら、ぜひ一歩踏み出してみてほしいです。異なる業界で積み重ねた経験は、必ずこの世界でも大きな力になります。
一方で、日本のテック業界で10年以上働いてきた中で、女性エンジニアの少なさは常に感じてきました。チームで唯一の女性エンジニアという状況も珍しくありません。ただ、少しずつ変化の兆しも感じていて、以前に比べて女性エンジニアの姿を目にすることが増えてきて嬉しく思っています。AIや自動運転といった先進的な領域に、さらに多くの女性たちが加わり、共に未来を創っていけることを心から願っています。
現在はエンジニアリングマネージャーとして、忙しい日々を過ごしています。それでも、自分自身の成長だけでなく、チームの成長、そして会社の成長を同時に感じられることが、私にとって何よりのやりがいです。忙しさの中にも楽しさを見出せるのは、自分が本当に面白いと思える技術に携わっているからだと思います。
子どもの頃に夢中になって観ていたSF映画の世界は、もう空想の物語ではありません。自動運転という技術を通じて、一歩ずつ現実になっています。その実現に自分の手で関われることに、エンジニアとしてこの上ない喜びを感じています。
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ティアフォーでは、「自動運転の民主化」というビジョンに共感を持ち、自らそれを実現する意欲に満ち溢れた新しい仲間を募集しています。
多くの職種で採用をしています。詳細は、ティアフォーの「求人ページ」をご覧ください。カジュアル面談をご希望の方は、応募する際に「カジュアル面談希望」と記載してください。
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